罪意識・後悔の念

罪意識や後悔の苦しむみ

　過去の自分の行いや考え方で罪や後悔に苦しめられている人は沢山います。

　あんなことをどうしてやってしまったのか、なんであんなことを言ってしまったのだろうかなど思い出すたびに心が締め付けられるよな感じになったり胸が苦しくなったり生きていることさえ辛く感じる人もいるかもしれません。

　罪の念をもって生きていくことは正に生き地獄ですね、毎日、息をして体は動いているけれど本当の意味では生きてない状態なのだと思います。何をしても罪の念が自分の心に蓋をしてしまい楽しい思いを自分がしてはいけない、笑っちゃいけないんだ、自分みたいなのが幸せになんてなるなんてもっての外だ、などと様々な戒めの念にもかられ精神的に”普通”を保つことさえ困難な状態であるほど苦しんでる人も多いはずです。

　誰もが知っての通り過去は変えるこができません。残念ながら過去の自分の行いや言動は取り消すことは無理なのです。そしてその感情を一人で抱えてしまうと更に心が苦しくなってしまいます。

　そんな罪意識や後悔の念を少し和らげるには”話す”ことです。話を聞いてもらい情報を共有することで少し気分が軽くなります。また、自分の偏った発想や事実を曲げてみていたことなどに気付けたり新たな発見を得ることが出来るとそれまでとは少し違った日常も得ることができたりもします。ただし、自分にとって重要なことであればあるほど話す相手も慎重に選ばなくては更に悪い状況を招いてしまうこともあるので注意が必要です。

　罪や後悔で苦しめられるということは大変辛いことです。その辛い思いをどのように消化してどう受け入れ、その後にどう生かしていくことが出来るかを考えていけるといいですね。辛い体験で得るものは沢山あるはずです。人として強くもしてくれます。辛い思いをどれだけ大きな踏み台に出来るかでその後が大きく変わっていきます。

　罪意識や後悔に悩まされるということはもうそれだけでも罪の償いと向き合っているということです。マイナス思考を持ち続けずそれらを糧にしてより良い日常を送ることが大切だと思います。