心理カウンセリングとは

　様々な悩みや心に深い傷を負っている状況で　”変わりたい”　”良くなりたい”　といった前向きな感情を抱くのは難しいと思います。　まず必要なのは「癒し」や「安心感」を体感することが必要とされていることも多くあります。

　癒しを必要としている段階で解決策だけにフォーカスしてしまっても結果は出てきません。クライエントの心の状況をしっかりと見極め”今”クライエント望んでいることをしっかり感じ取ることがまず求められます。感じ取ることで信頼や安心が芽生えます。

　
　癒しや安心感を体感することで心が少しずつ苦しみから解放され楽になっていきます。

　癒し、安心、信頼によって心が開かれることでクライエントが胸の内の全てを正直に語ってくれることでその後のカウンセリングの効果が大きく変わってきます。

　カウンセリング技術がどれほど上手いかということも重要なことではありますが、その人に合った人(カウンセラー)であるかどうかといった相性もとても重要です。

　心が癒され全てを第三者へ語ることで心が次のステップへ移行し始めます。「今、自分はどうしたいのか」「何を本当はのぞんでいるのか」「これから何を変えていけばいいのか」などと思考や行動に変化が表れ本来持っている問題解決へ向けての能力が動き始めます。